MEDICAL診療について
内分泌・糖尿病内科
糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病と内分泌疾患は、自覚症状が乏しいわりに長年にわたって病気と付き合っていかなければならず、また放置しておくと様々な合併症を引き起こすことが知られています。
生活習慣病の治療には文字通り「生活習慣」の改善が必要で、食事療法や運動療法が大切なことは言うまでもありません。
しかし、日々の忙しい生活を送りながら生活習慣を変えるのは簡単なことではなく、時にはくじけたりすることもあるかと思います。
当院では患者さん一人ひとりとじっくりと向き合い、それぞれの方のライフスタイルに合った生活習慣の改善や適切な投薬による治療により、患者さんがより長く、より元気で楽しく日々を過ごせることを目指して治療を行っていきます。
糖尿病の治療
糖尿病は血糖値が高くなる病気です。血糖値が高いだけでは症状はあまり感じないのですが、そのまま放置しておくと視力低下や失明、足壊疽、腎不全など様々な合併症が出てくる可能性があります。
また、脳梗塞や心筋梗塞などの病気がおこる可能性が高くなること、癌や認知症などの病気との関連性も指摘されています。
糖尿病の治療の目的は、高い血糖値をただ下げることではなく、将来起こりうるこれらの合併症の発症を可能な限り減らすことにあります。
内分泌の病気
内分泌の病気は、「ホルモン」と呼ばれる体の働きを正常に保つために必要な物質が多すぎたり、少なすぎたり、あるいは「ホルモン」が作用する臓器でうまく働かないことによっておこります。例えば、喉元にある甲状腺と呼ばれる臓器から分泌され、体の動きを活発にする「甲状腺ホルモン」がたくさん分泌されておこる病気や分泌が少なくなることによっておこる病気などがあります。また内分泌の病気の中には、二次性に高血圧や糖尿病を起こす病気もあります。
内分泌の病気治療
内分泌の病気によって引き起こされた高血圧や糖尿病は、もとの内分泌の病気を適切に診断し、治療を行うことで治癒(薬を飲まなくてもよい状態)が期待されます。当院では内分泌専門医としての経験をいかして、内分泌の病気に対してもきめ細かい診断と治療を行っていきます。